学び方

1.記憶する必要は、ない。

昭和の受験戦争に明け暮れた、私たちにとって、勉強の大半は記憶することでした。
年齢を重ねて、記憶力は衰え、新しいことをするのは本当に大変です。

しかし、ウェブの世界では記憶する必要はありません。調べればいいのです。
昔のように、高い辞書を買ったり遠い図書館で調べなくても、いつでもどこでも無料で答えはウェブサイトにあります
なまじっか、覚えてしまうと大変なことになります。次の日には、その知識は使われなくなってしまったりします。

今日使うものは、今日調べて使い、明日は明日の新しいものを調べて使う、そんな世界です。

すぐ忘れてしまうシニアに打ってつけとも言えます

2.基本の上に応用があるわけでは、ない。

私たちが教わった先生は、大抵こうおっしゃいました。「何事も基本だ!基本ができなければ、次を積み重ねることはできない。しっかりとした土台があってこそ、応用が聞くのだ。」と。

webの世界は、違います。努力の末の基本を身に付けなくても、それは、アルゴリズムがやってくれます。
アルゴリズムは、機械と会話できる若い数学の天才が、作ってくれています。
私たちはそれを、無料で簡単に使わせていただけます

第一、基本が身につくまで努力する時間も体力もありません。

3.決まった型は、ほぼないと思ったほうがいい。

物事には、定型というものがあります。正しい型を身に付けて体で覚えてこそ、新たな境地に入れる。
まず、お手本通りにやってみる。学ぶは、まねぶからきた言葉だと教わりました。
型が身についてこそ、型破りなことができるのであって型がなければ、ただの形なしだとも教わりました。

しかし、ウェブの世界は驚くようなスピードで新しい使い方がウェブサイト上で、さらっと公表されます。

テレビのニュースで伝えられもせず、新聞で公表されるわけでもありません。
レコードがなくなったように、いつの間にか、ソフトウエアは、プラスティックの板では販売されなくなりました。

4.だから、努力の必要なしに使える技術なのです。

昭和世代は、アナログの世界で育ちました。1から始まり2、3、4と繋がって物事は目の前で進んでいきました
本を読んでいて、ページが飛ぶとそれは不良品の本と呼びます。
しかし、子供たちが四六時中遊んでいるゲームは、ドラえもんのどこでもドアよろしく、場面がすぐ変わり、私たちは迷子になって元の場面になかなか戻れなかったりします。
ある意味、連続性のない世界です。フワッと、繋がっている世界です。

だから、1から始める必要はありません、やりたいところから、やれるところから始めることができるのです。

努力して記憶する必要も基礎から学ばなくても大丈夫です。
検索すれば、答えは見つかります。唯一のシニアにとってのハードルといえば、その説明が横文字で新語や略語であったりすることです。

そこは、このサイトで説明していければと思います。